OneDriveに保存したPDFからデータを自動抽出する


多くのチームが、サプライヤーからの請求書を共有フォルダに投げ込んだり、オフィスのスキャナーからスキャンした用紙をアップロードしたり、受信者が契約書をOneDriveに保存しています。ファイルは一箇所に集まっていますが、データを取り出すには個別ダウンロードや解析ツールを開いて手作業で抽出しなければなりません。
この連携を使えば、その手間が不要です。ZapierがOneDriveのフォルダを監視し、新規ファイルごとにParseurへ自動転送。Parseurはあらかじめ指定した構造化フィールドを抽出し、データはそのまま他のアプリへの転送やエクスポート準備が整います。
OneDriveはMicrosoft 365エコシステムの一部なので、Zapierと並びPower Automateもおすすめの自動化パスです。どちらもParseurと接続でき、OneDriveフォルダでの新規ファイル検知が可能です。以下手順はZapierを例に解説しますが、Power Automateでも基本ロジックは変わりません。
主なポイント
- ZapierがOneDriveフォルダを監視し、新規ファイルをParseurへ自動送信します。Power Automateでも同様のフローが実現でき、Microsoft 365を利用するチームにはより最適です。
- Parseurは通常PDF・スキャンPDF(OCR対応)・画像・Wordファイル等、Parseurがサポートするすべてのファイル形式に対応しています。
- 抽出後のデータはExcel Online・SharePoint・CRM・Google Sheets・その他アプリへ、Zapier/Make/Power Automate経由で自由に転送できます。
- Google Drive、Dropbox、その他のクラウドストレージもZapierの「New File in Folder」トリガーで同じ自動化が可能です。
- ParseurもZapierも無料プランがあります。
この連携で実現できること
OneDriveとParseurを連携したあとは、監視フォルダに新規ファイルが追加されるたびに自動でデータ抽出ワークフローが起動します:
- 請求書処理: 経理チームで受領請求書をOneDriveの共有フォルダへ。追加されたPDFはParseurで仕入先名・請求書番号・期日・明細行を抽出し、会計ツールや管理スプレッドシートへ自動転送。請求書自動化ガイドを参照ください。
- 契約管理: 法務・管理チームが契約書をOneDriveに保存。Parseurが関係者名や日付、主要値を抽出し、トラッカーへ記録したりTeamsやメールで確認ワークフローを起動できます。
- 船荷証券処理: 物流チームが出荷関連書類をOneDriveにアップロード。Parseurが出荷情報・荷受人情報・貨物内容を自動抽出。
- スキャン文書の業務処理: 物理文書をスキャンしてOneDrive保存、ParseurのOCRでフォーム・レシート・手書き請求書も追加設定無しで処理。
- 共有チームフォルダ: 誰でも監視フォルダにファイルを置けば自動で処理。チームでの連携や調整も不要に。
連携動作の仕組み
- 監視対象のOneDriveフォルダに新規ファイルが追加される
- Zapierがそのファイルを検知し、Parseurのメールボックスへ送信
- Parseurがドキュメントから構造化データを抽出し、エクスポートやルーティングが可能な状態にする
Zapierで監視フォルダ、Parseurで抽出テンプレートの設定を一度行えば、あとはすべて自動化されます。
ステップバイステップ:OneDriveとParseurをZapierでつなぐ
ステップ1: Parseurメールボックス作成
Parseurメールボックスを作成し、取り扱うドキュメントに合ったメールボックスタイプを選択します。Parseurは請求書、船荷証券など幅広いフォーマットのテンプレートを用意済み。カスタム書類タイプの場合、AI支援のデフォルトメールボックスが使えます。
ステップ2: ZapierでOneDriveをトリガーに設定
Zapierアカウントへサインインし、「OneDrive and Parseur」連携を検索します。


OneDriveをトリガーアプリ、「New File」をトリガーイベントに設定。OneDriveアカウントに接続してZapierにアクセス権を与えます。

新規ファイル監視用のフォルダを選びます。

接続確認のためZapierがフォルダからサンプルファイルを取得します。

ステップ3: Parseurをアクションに設定
Parseurをアクションアプリ、「Create Document from File」をアクションイベントとして選びます。Parseurアカウントを接続し、ファイル送信先のメールボックスを指定します。

ステップ4: Zapのテスト
テスト送信を行い、ファイルが正しくOneDrive→Parseurへ届くことを確認します。

ステップ5: Zapを有効化
テストに成功したらZapをオンにします。以後、監視フォルダに追加された新規ファイルはすべて自動でParseurへ送られます。

Parseurは設定済みテンプレートでデータを自動抽出し、構造化フィールドはそのままエクスポートや次のアプリ転送へ活用できます。
Zapierの代わりにPower Automateを使う場合
チームがMicrosoft 365環境の場合、このワークフローにはPower Automateもおすすめです。OneDrive・SharePointのネイティブコネクタがあるため、Teams・Dynamics 365等と直接連携できます。ParseurもPower Automateコネクタ対応なので、抽出ステップ自体は同じです。Microsoft製品間連携が多い場合はPower Automate、Google Sheetsや他社CRM・非Microsoftアプリに送りたいならZapierが素早く始められます。
関連ドキュメント形式の無料ツール
自動化前にPDFのデータ構造を調べたい時には、以下の無料コンバーターをお試しください(ブラウザのみで利用可):
- PDF to Excel converter: PDFデータをスプレッドシートへ抽出
- PDF to CSV converter: PDFテーブルデータをCSV形式でエクスポート
- PDF to JSON converter: 抽出データを構造化JSONで確認

Parseurとは?

Parseurは、メールやPDF、各種ドキュメントからテキストデータを抽出し、業務プロセスの自動化を実現する強力なドキュメント処理ソフトウェアです。 Parseurの全機能はこちら。

これはOneDriveとは?

2007年に開始されたMicrosoft OneDriveは、ユーザーがファイルを保存、共有、同期できるサービスです。

Zapierとは?

Zapierは、複数のアプリやサービスをノーコードで自動連携できるクラウド型オートメーションツールです。繰り返し行われる作業を、エンジニアや開発作業なしで自動化します。

Power Automateとは?

Microsoft Power Automate(旧Microsoft Flow)は、クラウドベースのアプリやサービスを統合し、業務を自動化できるツールです。Flowを活用することで、Microsoftアプリケーション(Outlook、Excel、SharePoint、Dynamics CRM、SQL Serverなど)との連携もスムーズに実現できます。





