この記事では、Parseurを使ってLinkedInの求人応募者情報を、Excel・Googleスプレッドシート・人事システムなどへ自動的にエクスポート(抽出)する方法をステップバイステップで解説します。この手法は、LinkedInの求人に応募があった際に届く通知メールから応募情報を抜き出すものです。
本記事はLinkedIn求人を例としていますが、IndeedやCareerBuilderなど、応募者が求人に応募した際にメール通知が届く他の求人サイトにも同様に適用可能です。
LinkedIn求人投稿の応募者データ管理の課題
LinkedIn タレントソリューションで求人を掲載するのは、自社求人の露出を高め、優秀な人材の獲得に役立ちます。実際、LinkedInは世界最大級かつ上質なプロフェッショナルデータベースを持っています。
一方で、求人が人気を集めると1件の募集に数百件の応募が届くことも少なくありません。多くの応募は嬉しいものの、一括管理は容易ではありません。
「すべての応募者データを自社ツールに手間なく抽出したい」と感じていませんか?
応募者データの手作業管理はもうやめましょう
今も応募メールの内容を手作業でコピー&ペーストし、Excelのようなツールに貼り付けて管理していませんか?
この方法は以下の大きな課題があります。
- 時間が非常にかかる —— 応募者一人につきかかる手間を人数分積み重ねると、想像以上の工数になります。
- 人件費がかさむ —— 手作業で追跡する時間を人事チームのコストで換算すると、低付加価値作業に多くのコストがかかることになります。
- ミスが増える —— メールの見落としや誤転記が起きやすく、応募者との最初の接点で会社の印象を損なう場合もあります。
もし工数もコストも最小限で、LinkedInの求人応募者データ管理を自動化できるとしたら?
LinkedIn求人応募者データの自動抽出はParseurで解決
ここでParseurの出番です。Parseurはメールからテキストを抽出し、インテリジェント文書処理を実現する自動化ツールです。LinkedInなどの求人サイトから届く応募通知メールの情報を自動で抽出します。
求職者がLinkedInの求人に応募すると、そのプロフィールや職歴、連絡先情報がまとめられた通知メールが届きます。このメール一通で必要な情報がすべて把握可能です。
さらにParseurは、LinkedInなどの主要な求人サービスの応募メール形式に対応した強力なAIエンジンを搭載しています。既知のフォーマットならAIツールが即座にメールを処理します。

Parseurで応募情報を抽出するには?
ステップ1: Parseurアカウントを無料作成
まだアカウントをお持ちでなければ、Parseurの登録ページから無料でアカウント作成を行いましょう。無料プランには送信できるメール数に上限があります。
ステップ2: LinkedInリードをあなたのメールボックスへ転送
メールボックスが作成されると、Parseurから応募メールを転送するための専用メールアドレスが発行されます。
まずはこのアドレスへ数件のメールを転送しましょう。
ポイント: より高い精度で抽出を行うには、スマートフォンやデスクトップメールソフト(Appleメール・Outlook等)経由ではなく、GmailやYahooなど元のクライアントメールから直接転送してください。さらに、自動転送ルールを作成し、自分のメールボックスからParseurメールボックスへメールを自動送信するのがおすすめです。詳しくはこちら。
ステップ3: AIパーサーにお任せ
抽出したい具体的なフィールドをリストアップするだけで、ParseurのAIエンジンが自動で必要なデータを抜き出します。Parseurがメールを認識できれば、ドキュメントは自動で処理されます。
下記はParseurで抽出したデータサンプルと元メールの比較例です。

JobRole | Chief Coffee Officer |
---|---|
ApplicantName | Johanna Scarletson |
ApplicantDetails | Espresso Champion Chai Latte Black belt |
ApplicantLocation | London, England, United Kingdom |
CurrentPosition | Growth Coffee Manager at Espresso Ltd. 2022 - Present |
PastPosition | Coffee Consultant at Starbucks 2022 - 2022 Coffee Consultant at Rocket Espresso 2022 - 2022 Founder & CEO at Latte Moments 2015 - 2021 |
Education | Arabica University Master of Coffee Administration - MBA Coffee Administration and Management, General 2021 - 2022 Milano University Master of Arts (MA), Creative Brewing 2013 - 2014 National Institute of Fine Drinks Bachelor of Coffeelogy, 2003 - 2007 |
ApplicationDetails | 1 out of 1 preferred qualifications met |
Received | 2023-05-30T09:44:28.645837+00:00 |
このように、送信された求人応募メールごとにParseurが自動で情報を抽出します。
ステップ4: 抽出データを希望のアプリケーションにエクスポート
最後のステップは、抽出した応募者データのエクスポート先を決めることです。
主な連携方法は以下の通りです。
- データをダウンロードしてExcelで管理
- CSV形式でダウンロードしてお好みのアプリケーションにインポート
- Googleスプレッドシートに自動転送:新たな応募が届くたびにスプレッドシートが自動更新されます
- Zapier連携でZoho Recruit、Workable、Breezy HRなどの人事アプリにリアルタイム自動転送
- Webhookで独自システムにもエクスポート可能
ボーナス: 複数の求人サイトからの応募を一元管理
求人応募を自社サイトやLinkedIn、Indeed、Craigslist、Glassdoor、Monsterなど複数のボードで受けている場合、管理が煩雑になりがちです。
Parseurなら、同じメールボックスの中で各プラットフォーム専用のテンプレートを用意できます。Parseurは自動で最も近いテンプレートを選んで処理し、フォーマット不明の場合は新たにテンプレート作成を促します。
これにより、さまざまな求人サイト経由の応募も一元管理が簡単にできます!
よくある質問
Parseurは応募者メールからどんなデータを抜き出せますか?
Parseurがメールフォーマットを認識しない場合は?
Parseurについてさらに詳しく知りたい方へ
以下のリンクから公式サイトへアクセスし、Parseur詳細をご確認ください。
ご質問等があれば、どうぞお気軽にお問い合わせください!
よくある質問
LinkedInの応募メールからのエクスポートに関するご質問への回答をまとめました。
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Parseurは応募者メールからどんなデータを抜き出せますか?
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Parseurは受信したメール内の利用可能な情報をすべて自動で抽出します。プラットフォームによって異なりますが、ほとんどの場合、Parseurは以下の項目を抽出できます。
- 求人名またはポジション名
- 応募者名
- 居住地
- 現職および過去の職歴
- 学歴
※注意:LinkedInは現在、応募者のメールアドレス情報を提供していません。
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Parseurがメールフォーマットを認識しない場合は?
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その場合でもご安心ください。Parseurではカスタムテンプレートを簡単に作成でき、抽出したい情報を数分で設定できます。詳しくはParseurでのテンプレート作成と管理についてをご覧ください。
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Parseurについてさらに詳しく知りたい方へ
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公式サイトにてParseurの詳細をご覧いただけます。ご質問等があればどうぞお気軽にお問い合わせください!
最終更新日