ウェブフォームを任意のデータベースやアプリケーションにエクスポート

Portrait of Sylvestre Dupont
執筆者 Sylvestre Dupont
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最終更新日

Parseurを使えば、ウェブフォームから届いた問い合わせ(例えばWordPressのContact Formなど)をExcelやGoogleスプレッドシートなど、さまざまなデータベースやアプリケーションに簡単にエクスポートできます。

なぜウェブフォームのデータをエクスポートするのか?

ウェブサイトのフォームから送信されたデータをデータベースにエクスポートしたいシーンは多くあります。ほとんどの場合、ウェブフォーム経由で届いた情報はメールで受信するため、そのメールから必要なデータを抽出する必要があります。

代表的なユースケースは次の通りです:

  • ウェブフォームの情報をExcelにエクスポート:フォームが多く利用される場合、ExcelやGoogleスプレッドシートで効率的にデータ管理したいケース
  • WordPress Contact Formデータをデータベースへ送信Contact Form 7プラグイン経由でメールを受け取り、送信された内容をMySQL・PostgreSQL・SQL Serverなどのデータベースへ保存したい場合
  • お問い合わせフォームの内容をGoogleスプレッドシートに自動登録:サイト訪問者からのコンタクトをGoogleスプレッドシートで追跡・管理したい場合
  • イベント用オンライン登録情報を管理:カンファレンスやセミナーなど各種イベントの申込情報をスプレッドシートで管理し、開催日が近づいたら簡単に連絡できるようにしたい場合
  • ウェブリードの自動CRM連携:製品やサービスに関心のある訪問者が残した連絡先をHubSpot、Highrise、SalesforceなどのCRMへ直接投入したい場合
  • サポートリクエストの自動チケッティング連携:問い合わせフォーム経由で来たサポート要請をZendesk、Intercom、Github、Trelloといったツールに連携したい場合
  • プロトタイピング段階でフォーム連携を簡単にしたい:プロトタイプサイト上のフォームから入力されたデータを他のアプリに迅速かつ簡単に送信したいケース

手作業によるデータ入力は長続きしない

最も基本的な方法は、フォーム送信時に自分宛てにメールを送ること。これはたとえばContact Form 7の標準仕様です。そしてメールを手作業でコピー&ペーストして各データベースやスプレッドシートに入力します。もしフォームの数が少なく、重要でない場合はこれで十分かもしれません。

しかし、フォーム送信が増えるほど手作業でのデータ整理は煩雑になり、大きなミスや見逃しにつながります。 スプレッドシートにデータを何時間もコピー&ペーストする手間は極力減らしたいものです。そのうえ、人的ミスを防ぐのも難しくなります。

こうした非効率な作業はやめて、自動化による時間と工数の削減を目指しましょう!

Parseurによるウェブフォーム抽出の自動化

ここでParseurの登場です。Parseurはメールパーサーツールで、メールから情報を抽出し、あらゆるアプリケーションに連携できます。Parseurならウェブフォーム抽出を自動化し、必要なアプリやデータベースへ簡単にエクスポートできます。

Parseurは受信メールをもとに動作します。そのため、まずサイト上のすべてのフォーム送信が、回答情報を本文に含めたメールを生成するよう設定してください。Parseurは固定のメールフォーマットを必要としません。どのようなメールでも処理できます。

:あなたがロサンゼルスの「ムービースター・コンシェルジュサービス」を運営していると仮定します。著名人がリクエストを送信できる専用ウェブサイトを持っています。

A screen capture of request
Example of a typical request Movie Star Concierge Services receives

各リクエスト送信時、下記のようなメールが届きます:

A screen capture of bill murray email
This is the email Movie Star Concierge Service gets for every request

これらのリクエスト情報をGoogleスプレッドシートで効率的に管理するため、Parseurを活用します。

まずParseurのアカウントを作成し、無料プランから始めることができます。

次に新しいメールボックスを作成し、サンプルメールを取り込んで必要なデータをポイント&クリックで抜き出します。最初のメールボックス作成時には、インタラクティブチュートリアルが手順をやさしくガイド。詳しい手順ははじめてのParseurメールボックス作成方法もご参照ください。

設定後は、下記のようなテンプレートが完成します:

A screen capture of request template
This is the template you created in Parseur

以降のメールは自動的にParseurが解析し、指定した情報をすべて自動抽出します。

A screen capture of request documents
All requests have been processed automatically in Parseur

Murray氏のリクエストから実際に抽出されたデータ例:

|

抽出データ | | --------------------- | ---------------------------------------- | | Name | Bill Murray | | Email | [email protected] | | Request | I need help | | Message | I've lost a groundhog. Have you seen it? | | Received | 2017-05-31T15:46:27.150101+00:00 |

フォームデータのエクスポート先を選択

最後に、抽出したウェブフォームデータをどこへエクスポートするか決めます。

主な選択肢は次の通り:

  1. データをダウンロードしてExcelで利用
  2. データをCSV形式でダウンロードし、お好みのアプリへ手動インポート
  3. Googleスプレッドシート自動エクスポート:新規メールのたびにスプレッドシートを自動更新。完全自動化!
  4. Zapier連携でInsightly、HubSpot、Highriseなど数百のアプリにリアルタイム自動エクスポート
  5. HTTP webhookを使って独自のアプリケーションにデータ転送

これで、ウェブフォーム抽出によるデータ自動化が完了です!フォームから届いたリクエストを即座に解析・エクスポートし、業務効率を飛躍的に向上できます。

最終更新日

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