Parseurで抽出したデータからGmailメールを送信する


ParseurとGmailを連携させることで、繰り返し発生する作業を自動化できます。たとえば、Parseurでパースされたデータから新規メールを購読者へ自動送信できます。
なぜParseurとGmailを連携するのか?
以前の記事では、Gmailメールから特定データを抽出し、Parseurでさまざまなデータフィールドをカバーするテンプレートを作成する方法をご紹介しました。
今回は、すでにParseurで抽出したデータを使い、Gmailでメール送信を自動化する逆の連携プロセスについて解説します。
用意するもの:
- Zapierアカウント:Zapierはクラウドベースの自動化ツールで、ParseurとGmailの多様な連携をサポートします。
- Gmailアカウント
※本記事ではZapierを使ったメール送信を解説していますが、Microsoft Power AutomateやMakeでも同様に自動化が可能です。
Parseurで処理したデータを使ってGmailメールを送信するには、すでにParseurのメールボックスおよび自動抽出用テンプレートを作成しておく必要があります。Parseurを使ったメールやドキュメントからのデータ抽出が初めての方は、こちらの記事をご確認ください。
例えば、Webサイトでお問い合わせをいただいたユーザーへ、パーソナライズした「ありがとう」メールを自動送信したい場合などに最適です。
Parseurで新しいメールが処理されるたび、抽出したデータを利用しZapier経由で自動的にGmailメールを送信できます。
ステップ1:Parseurメールボックスで「エクスポート」→「Gmail」と検索
Zapierをクリックし、「Send Gmail emails from new emails processed by Parseur」を検索しましょう。
ステップ2:ParseurをZapierに接続
「Create Zap」をクリックします。Zapierのウェブサイトにリダイレクトされ、自動化ワークフローの作成がスタートします。
ステップ3:ZapierをGmailに接続
ステップ4:メールのカスタマイズ
メールをカスタマイズしましょう。ここではParseurで抽出したデータを活用した購読者への「ありがとう」メール送信を例に説明します。
ステップ5:ZapをオンにしてGmail連携完了!
これでParseurで新しいドキュメントが処理されるたびに、抽出したデータがZapierへ渡され、Gmailアカウントから購読者へパーソナライズした「ありがとう」メールが自動送信されます。
さらに、以下のような自動化も可能です:
- Parseurでラベル付きGmailメールからデータを抽出
- Parseurで特定のGmailメールからデータを抽出
ParseurとGmailの連携は、プログラミング知識や開発者のサポートが不要で、すぐに始められます。Zapier上のすべてのGmail-Parseur連携はこちらからご覧いただけます。

Parseurとは?

Parseurは、メールやPDF、各種ドキュメントからテキストデータを抽出し、業務プロセスの自動化を実現する強力なドキュメント処理ソフトウェアです。 Parseurの全機能はこちら。

これはGmailとは?

GmailはGoogleが提供する無料サービスであり、個人ユーザーの間で最も人気のあるウェブメールです。ビジネス向けには、GoogleはGoogle Workspaceを提供しており、より多機能かつ高度でチームでの利用に最適化されています。

Zapierとは?

Zapierは、複数のアプリやサービスをノーコードで自動連携できるクラウド型オートメーションツールです。繰り返し行われる作業を、エンジニアや開発作業なしで自動化します。

Power Automateとは?

Microsoft Power Automate(旧Microsoft Flow)は、クラウドベースのアプリやサービスを統合し、業務を自動化できるツールです。Flowを活用することで、Microsoftアプリケーション(Outlook、Excel、SharePoint、Dynamics CRM、SQL Serverなど)との連携もスムーズに実現できます。