解析されたデータから自動的にTadabaseで新しいレコードを作成する


大量のメールを受信して、必要な情報を解析していますか?Tadabaseでレコードの作成や更新を手作業で行っていませんか?
このプロセスを自動化できれば、手作業にかかる時間と労力を大幅に削減することができます。
Tadabaseとは?
Tadabaseはノーコードのクラウド型プラットフォームで、コーディング不要でカスタムWebアプリケーションを構築できます。直感的なドラッグ&ドロップ操作でフォームやテーブル、インタラクティブなコンポーネントの作成、データの関連付けやルール設定、ワークフロー設計などを簡単に行えます。
Tadabaseの主な機能
Tadabaseはドラッグ&ドロップ式のビジュアルインターフェースを備え、レイアウトを簡単に設計・カスタマイズできます。
様々なソリューション向けに事前に用意されたテンプレートやテーマも提供されており、不動産管理や医療分野など、用途に合わせて素早くアプリをセットアップできます。
また、TadabaseはZapierをはじめとした多くのサードパーティサービスと連携でき、ほかのシステムやアプリケーションとデータのやりとりが可能です。
Tadabaseの料金
Tadabaseは14日間の無料トライアルを提供しており、パーソナルプランは月額$98/アプリから利用可能です。ビジネス向けのエンタープライズプランも柔軟に用意されています。
ParseurとTadabaseの連携方法
ParseurはメールパーサーやPDFパーサーとして優れたツールであり、あらゆるドキュメントからテキスト抽出を自動化できます。ユーザーにやさしいインターフェースで、コーディング不要ですぐにドキュメントからのデータ解析が始められます。
Parseurを使うことで、手動でのデータ入力作業が不要になり、メールからTadabaseへのレコード登録まで自動化できます。
ドキュメントからTadabaseへのデータ抽出の仕組み
この連携は主に3ステップで構成されます。
- 新しいドキュメントがParseurのメールボックスに届く
- Parseurが必要な情報を抽出し、データをZapierへ送信
- Zapier経由でTadabaseに自動的に新規レコードを作成
この連携に必要なもの:
- Parseurアカウント
- Zapierアカウント
- Tadabaseアカウント
ステップ1: Parseurメールボックスの作成とメール受信
Parseurは無料プランでも利用可能で、件数制限はあるものの全機能にアクセスできます。
目的に合わせたメールボックスを作成しましょう。本連携では、「Generic leads」メールボックスを利用してリードメールを受信します。

ステップ2: Parseurメールボックスへのメール転送
Parseurのメールボックスごとに専用のメールアドレスが発行されます。このアドレス宛てにメールを転送し、解析用テンプレートを作成してください。

ステップ3: AIによるデータ抽出
ParseurはAIと独自技術を活用し、専門的なトレーニング不要でドキュメントから必要なデータを抽出できます。

ステップ4: ParseurのデータをTadabaseへエクスポート
Parseurは解析したデータをZapier、Make、Power automateなどを経由して、6,000以上のアプリケーションに自動で送信できます。
「エクスポート」画面でZapierセクションからTadabaseを検索し、「use this zap」をクリック。するとZapierのダッシュボードに進みます。

Zapierのトリガーは「new document processed」、アクションは「create record」であることを確認しましょう。

ステップ5: ZapierとParseurの連携
Zapier上でParseurアカウントにログインし、対象となるメールボックスを選択します。

ZapierはParseurで取得した最新メールデータを自動取得します。

ステップ6: TadabaseとZapierの連携
次に、ZapierからTadabaseに接続します。TadabaseのAPIキー(Tadabaseアカウントから取得)が必要です。

連携後、データを追加したいTadabaseのアプリを選択します。

テーブルを選び、抽出済みデータをフィールドへマッピングして設定します(例:リード名など)。

ステップ7: ZapierからTadabaseへテスト送信
ZapierからTadabaseへテスト送信して、レコードが正しく作成されるか確認しましょう。


以上で、ドキュメントからTadabaseへのデータ抽出が自動化されました。今後このメールボックスに届くすべてのメールが自動で解析・転送され、Tadabaseに記録されます。

Parseurとは?

Parseurは、メールやPDF、各種ドキュメントからテキストデータを抽出し、業務プロセスの自動化を実現する強力なドキュメント処理ソフトウェアです。 Parseurの全機能はこちら。

これはTadabaseとは?

TadabaseはWebアプリケーションを構築するためのノーコードデータベースです。

Zapierとは?

Zapierは、複数のアプリやサービスをノーコードで自動連携できるクラウド型オートメーションツールです。繰り返し行われる作業を、エンジニアや開発作業なしで自動化します。