Workdayへの履歴書データを自動抽出する方法


もしあなたが履歴書の山に埋もれた回数を数えられるなら、このページはあなたのためではありません。しかし、その回数が数えきれないほど多いなら、ここでご紹介する方法が役立つはずです。ParseurとWorkdayを連携することで、煩雑な手作業の採用プロセスが、自動化されスピードアップします。
Workdayとは?
Workdayは、企業向けのクラウド型総合人事管理(HCM)・財務管理ソフトウェアです。Workdayは変化する現代の人事・財務計画に対応し、ワークフォースの管理や最適化を支援します。
Workdayが提供する主なソリューションは以下の通りです:
- スキルに基づく人材戦略
- ワークフォース最適化と分析・計画
- 人事サービスの自動化
WorkdayのHCM(ヒューマンキャピタルマネジメント)スイートは、採用、従業員管理、給与計算、教育・キャリア開発、そして将来のワークフォース計画まで幅広くカバーしています。
Workdayの料金体系について
Workdayの価格は、会社の規模や利用機能、サポートレベルによって異なります。正確な料金はWorkdayのセールスチームにお問い合わせください。
なぜWorkdayとParseurを連携すべきか?
WorkdayとParseurを連携することで、応募書類(履歴書・職務経歴書など)からWorkdayへの重要なデータの自動抽出が可能になり、業務効率が格段に向上します。人事担当者は、より多くの時間を「人」への対応や重要な意思決定に使うことができ、採用プロセス全体が加速します。
必要なもの:Parseur+Make+Workday
この連携には以下を事前にご用意ください。
- 無料のParseurアカウント
- Makeアカウント
- Workdayアカウント
ステップ1:Parseurアカウントの作成
クレジットカード不要の無料プランですぐに始められます。
ステップ2:履歴書パーサーを作成
Parseurでメールボックスを新規作成し、「Resumes/CVs」テンプレートを選択して履歴書をアップロードしてください。


すぐに履歴書が受信メールボックスに表示されます。

ステップ3:AIパーサーによる自動データ抽出
Parseurの高精度AIエンジンが、名前、メールアドレス、職歴、学歴などの必要な項目をデータ化して抽出します。抽出データは解析しやすい形式で整然と出力されます。

ステップ4:ParseurをMakeと連携
履歴書データの抽出が完了したら、ParseurをMakeと接続します。
Parseur管理画面から「エクスポート」→「Make」→「新しいシナリオ」を選択すると、Makeのダッシュボードに遷移します。
新規シナリオにParseurをモジュールとして追加し、「watch document processed」をトリガーに指定してください。

ParseurのAPIキーはアカウント設定内で確認できます。

ステップ5:Workdayモジュールを追加
Make上でWorkday HCMをモジュールとして追加し、Workdayアカウントとコネクションを作成します。

「コネクションを作成」をクリックし、ご利用環境に合わせて接続タイプを選択してください。

Workdayのログイン情報を入力し、どのフィールドにどの履歴書データをマッピングするかを設定します。
設定が完了したら「Run once」をクリックして、正しくデータがWorkdayに転送されているかご確認ください。
この設定は最初の一度だけでOKです。以後はParseurで新しい履歴書が処理されるたび、データが自動的にMake経由でWorkdayへ転送されます。
まとめ:Workdayへの履歴書データ抽出で採用を効率化
ParseurのAIによる自動抽出とWorkdayとの連携、さらにMakeやZapierなどの自動化プラットフォームを組み合わせることで、採用プロセス全体を効率化できます。
面倒なデータ入力作業から解放され、候補者対応や戦略的業務にさらに注力できる環境を今すぐ実現しましょう。

Parseurとは?

Parseurは、メールやPDF、各種ドキュメントからテキストデータを抽出し、業務プロセスの自動化を実現する強力なドキュメント処理ソフトウェアです。 Parseurの全機能はこちら。

これはWorkdayとは?

Workdayは、ワークフォース管理をシンプルにするソフトウェアプログラムツールです。

Zapierとは?

Zapierは、複数のアプリやサービスをノーコードで自動連携できるクラウド型オートメーションツールです。繰り返し行われる作業を、エンジニアや開発作業なしで自動化します。