Integratelyで解析データをあらゆるアプリに送信する

この記事では、ParseurとIntegratelyを連携して、メールから抽出した解析データをGoogleスプレッドシートに自動で追加する手順をご紹介します。
Integratelyとは?
10,000人以上が利用するIntegratelyは、2021年にG2で500件以上のレビューを獲得し、最高評価の統合ツールとなっています。400以上のアプリケーションと接続でき、それぞれのアプリにはすぐ利用可能な自動化ワークフローが用意されているため、1クリック・5分で始められます。

コーディング不要でアプリ間の自動化を作成できます。たとえば、CRMに新規リードを追加したり、Googleカレンダーの予定を自動で更新したりと、幅広い用途に対応します。
IntegratelyとZapierの主な違い
Integratelyは比較的新しいツールですが、すでにZapierの代替ツールとして多くの企業に評価されています。大きな違いはコスト面です。無料プランではIntegratelyが200タスク、Zapierは100タスクを提供。有料プランもZapierより低価格で、より多くのタスクが実行可能です。
例えば、Integratelyは月額15ドルで14,000件の自動化ができる一方、Zapierは月額24.99ドルで750件のみ。コスト効率はZapierの18分の1です。
ParseurとIntegratelyの連携について
Parseurは、解析ルールの設定不要で使えるノーコードのデータ抽出ソフトウェアです。
ParseurはZapier、IFTTT、Make、Power Automateと同じくIntegratelyと連携できます。メールやPDFから抽出した解析データをIntegrately経由でさまざまなアプリやツールへ送信できます。
ステップ1:Parseurで無料メールボックスを作成しメールを受信
まだParseurアカウントをお持ちでない方は、下記より無料でご登録ください。すべての機能が利用できる無料プランで始められます。
アカウント作成後、Parseurメールボックスのタイプ選択を求められます。Parseurには多様な業種・用途別のテンプレートが用意されており、すぐにご利用いただけます。
今回はデフォルトのカスタムメールを選択してください。

メールボックスが作成された後、自動で生成されたメールアドレス宛てにメールを転送してください。
自動転送ルールの設定方法はこちら。設定すれば受信メールが自動的にParseurメールボックスへ届きます。

ステップ2:AIでメールからデータを抽出
ParseurのAIがメールからデータを自動抽出し、内容は下記のように表示されます。

ステップ3:解析データをIntegrately経由でGoogleスプレッドシートに送る
ParseurとIntegratelyを連携し、解析データをGoogleスプレッドシートに新しい行として追加できます。
まず、Integratelyのアカウントにサインインし、ParseurとGoogle Sheetsを選択します。

次に、**「new document processed」および「create spreadsheet row in Google sheets」**をクリックし、オートメーションワークフローを選択してください。

ParseurとIntegratelyの接続
ParseurはWebhook機能を利用してIntegratelyと接続します。接続の手順は下記の通りです。


接続が完了すると、Parseurのメールボックスから抽出済みの解析データをIntegratelyが受け取り、自動化に利用できます。
Google SheetsとIntegratelyの接続
Google Driveアカウントにサインインし、データを書き込みたいGoogleスプレッドシートを選択します。

接続後、解析データとシートの列をマッピングします。

マッピングが完了したら、**「test and go live」**をクリック。

これで設定は完了です。数クリックで、Integratelyを利用し解析データをGoogleスプレッドシートなど他アプリへ自動送信できるようになります。

Parseurとは?

Parseurは、メールやPDF、各種ドキュメントからテキストデータを抽出し、業務プロセスの自動化を実現する強力なドキュメント処理ソフトウェアです。 Parseurの全機能はこちら。
これはIntegratelyとは?
Integratelyは、さまざまなアプリと簡単かつ迅速に接続できるワンクリック統合ソフトウェアです。数回のクリックでシンプルな1対1の自動化ワークフローを作成できます。