トレーダーの皆様、オンライン証券口座の株取引を自動的にスプレッドシートへ記録したいと思いませんか?Parseurがその実現をお手伝いします!詳しく見ていきましょう。
トレーディングとオンライン証券会社の進化
トレーディングは人類最古の職業のひとつです。先史時代にはフェイスブック株の代わりに、ヤギとイチゴを交換していたかもしれません…。現代では、インターネットの普及により、個人もプロフェッショナルも様々な資産をオンラインでトレードできるようになりました。
- 株式や債券の取引(NASDAQ、ダウ・ジョーンズなど)
- FX取引(外国為替):ユーロ/米ドル(EURUSD)、英ポンド/米ドル(GPBUSD)、ビットコイン/米ドル(BTCUSD)など
- バイナリーオプション取引:株価指数、経済指標、FED金利、雇用統計、各種コモディティ(銅、トウモロコシ、原油、金、天然ガス、大豆、銀など)も対象です。バイナリーオプションは手軽に始めることができますが、多くの詐欺も発生し問題となっています。安全に活用するには仕組みとリスクを知り、見極めることが重要です。
現在、様々な取引プラットフォームが誕生しています。著名な証券会社には E*TRADE、Ally Invest、Ameritrade、Nadex などがあります。
ご注意: 当社はこれらのプラットフォームと直接の関係はありません。また、取引はリスクを伴い、全ての方に適しているわけではありません。余裕資金の範囲内で慎重に行いましょう。
なぜ株取引履歴を追跡するのか?
多くのオンライン証券会社は、アプリやWebで取引履歴の確認機能を用意しています。しかし多くの場合、データ分析や履歴の保存期間などに制限があります。履歴の保持期限が短かったり、分析機能やチャート表示が限定的、または取引履歴のダウンロードに十分な詳細データが含まれていないことも少なくありません。
さらに複数の証券会社を使う場合、それぞれの口座の情報をまとめて一元管理したくなるものです。
特にGoogle SheetsやExcelのようなツールを使い、独自のカスタムチャートや統計分析を行いたい場合は、このような課題が顕著になります。 その際、すべての取引情報を自動的にスプレッドシートへ反映する仕組みが必要です。
Parseurでリアルタイムに株取引を追跡するには?
ここでParseurが大きな力を発揮します。Parseurはメールパーサーサービスで、証券会社から送られてくる注文メールの本文から必要なデータを自動的に抽出し、Google SheetsやExcel、会計アプリなどに送信できます。
Parseurを使うことで、複数証券会社の株取引結果をまとめてリアルタイムに記録でき、スプレッドシート上で好きなチャートや分析が可能となります。
流れを簡単にご紹介します。下記はNadexの取引確認メールの例です:

このメールには株取引を追跡するために欠かせない情報がすべて記載されています:
- 契約名
- 契約満期日
- 取引番号
- 取引日
- 売買方向(BUY or SELL)
- 数量
- 価格
Parseurのテンプレート機能を使えば、証券会社ごとや注文内容(売買)ごとにメールから必要な情報だけを抽出できます。テンプレートは、どの部分から何のデータを抜き出すかを指定するものです。注文種別ごと(買い注文、売り注文、キャンセルなど)や証券会社別(E*TRADE、Nadexなど)にテンプレートを作れば、すべての取引履歴を一元管理し、まとめてスプレッドシートや他アプリに連携できます。
仕組みを詳しく見ていきましょう!
スプレッドシートを使って自動で株取引履歴を追跡する方法
まずはParseurアカウント作成からスタート(無料プランあり)。
次に新規メールボックスを作成し、サンプルとなる注文メールを転送して、抽出したいデータを画面上でクリック指定するだけ。最初はインタラクティブなチュートリアル付きです。詳しい手順についてはParseur初回メールボックス設定ガイドをご覧ください。
これで以下のようなテンプレートが作成できます:

一度テンプレートを作れば、同じ形式の注文メールが届くたびにParseurが自動で情報を抽出!
Nadexのメールから抽出されたデータ例:
抽出データ | |
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契約満期 | Wed Jun 26 09:50:00 EDT 2017 |
契約名 | USD/JPY 123.45 (5:10PM) |
売買方向 | BUY |
価格 | 102.00 |
数量 | 1 |
取引日 | Wed Jun 26 17:08:37 EDT 2017 |
取引番号 | 201706261708G9QT012345678 |
受信日時 | 2017-06-26T19:34:39.082510+00:00 |
証券会社やメール形式が異なる場合は、新しいメールを転送してテンプレートを追加するだけ。Parseurは解析できないメールが届いた際は通知し、テンプレート作成を促します。
取引データのエクスポート
最後に、抽出した株取引データの出力先を選択します。
主な選択肢は以下の通りです:
- データをダウンロードしExcelで管理する
- Google Sheetsへ自動エクスポート:メールを受信するたびにスプレッドシートが即座に自動更新されます。手作業なしでパフォーマンス管理したい方に最適です。
- Zapierと連携し、Excel OnlineやQuickBooks、Xeroなど任意のアプリケーションにリアルタイムで自動送信

これで準備完了!Parseurを活用して株取引を追跡し、スプレッドシートで柔軟なグラフや分析を作成しましょう。あなたのトレーディング成功をサポートします!
最終更新日