Parseur では、テンプレートエディターでフィールドを編集する際、「詳細オプション」セクションに事前定義された制約が表示されるようになりました。
フィールド制約とは?
フィールド制約を利用すると、テンプレートフィールドに追加の一致条件を設定できます。これは、1つのドキュメントに複数のテンプレートが一致する可能性がある場合に役立ちます。デフォルトでは、Parseur はフィールド数が最も多いテンプレートを選択します。しかし、場合によってはこの動作が望ましくないこともあります。制約を活用することで、Parseur が使用するテンプレートをより細かく制御できるようになります。
フィールド制約の使い方
制約を設定するには、テンプレートを開き、編集したいフィールドで「詳細オプション」セクションにある制約フィールドを探してください。
従来は、制約欄は 正規表現 を入力できるフリーテキスト形式のみでした。正規表現は強力なツールですが、作成や管理が難しいという課題があります。
今回のアップデートで、Parseur はよく使われる制約の事前定義セットをリストで表示するようになりました。
- なし: HTMLの整形部分を含め、どんな内容でもフィールドに許可します
- テキストのみ: テキストのみ許可され、HTMLは含まれません
- 完全一致: テンプレート作成時に使用した元のドキュメントの値と完全一致する必要があります
- カスタム: 任意の正規表現を入力できます
事前定義の値を選択すると、Parseur が自動的に対応する正規表現制約を入力欄に設定します。

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